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宜野湾営業所

雨漏りから天井の落下に至ることも!コンクリートの屋上も瓦屋根も防水工事で安心を

更新日:5月22日

こんにちは!

喜神サービス宜野湾営業所のブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

5/21(火)梅雨入りしました。宜野湾市も朝から雨、雨、雨

先ほど行った現場打合せでは、傘を差しても風があるのでびしょ濡れになりました。


近頃では線状降水帯による集中豪雨の被害がニュースになっています。沖縄はもともと台風の影響が大きく、激しい雨や強風に対しての備えに気を遣う地域ですが、近年はさらに備えを万全にしていかなければならない‥そんな気候変動が起きているようです。


これまで大丈夫だったからこれからも大丈夫だろう‥‥そうも言ってはいられないような状況の中、備えや対策には何があるでしょうか?


今回は、沖縄のコンクリート住宅の中でもご相談の多い「雨漏り」について事例を交えながらお届けします。


防水工事の重要性


実は、弊社のような建物を修繕する側にとって最も避けたいのは、建物内部に雨水が侵入することです。


天井の水分が乾いてしまえばそれでいいように思えますが、壁や天井の内側など見えない部分は風が通りにくいため、湿ったままの状態になりがちです。湿った状態は腐食が進みやすいため、建物に悪影響を与えます。


どういう悪影響を与えるか??

それは、コンクリート内部にある鉄筋の腐食です。

天井から室内に雨漏りするという場合は、雨水が天井のコンクリートを通り抜けているということです。



そのコンクリートの強度を保つ重要な役割をしているのが『鉄筋』ですが、鉄は酸素と水分の結びつきで錆びていきます。

なんと錆が発生した鉄筋は2倍以上の体積に膨張し、コンクリートを剥離させてしまうのです。


ですから、雨水の侵入を未然に防ぎ、常に乾いた状態にしておくことがとても大切になってきます。そのために極力建物内部に水を侵入させないようにするのが防水工事の役割です。防水することは建物を傷めないための第一ボタンの工事と言えます。


コンクリート住宅の屋上・外壁の防水


雨漏りによって天井が落下し、あわや!という事態になった事例を紹介します。


築40年の建物の修繕を検討していたところ、突然台所の天井が目の前に落ちてくるという事態に!連絡をいただいた弊社担当者がすぐに駆けつけました。


こちらの動画でご覧になれます。

実際に天井が落下した部分は2分50秒の場面です。



2階にある台所の天井が落ちてきたということで3階の床を調べてみると、水が溜まっていることが分かりました。水を抜いて防水処理をしましたが、根本の原因となっている外側部分の防水をしなければ解決とはなりません。


こちらの建物では、外壁、屋上、ベランダのひび割れを補修をした上で防水加工を施しました。このように建物の構造や全体を見ての判断が極めて重要となります。


瓦屋根の防水


次に紹介するのは、沖縄の昔ながらの瓦屋根の建物の雨漏りにお困りの事例です。



こちらの建物は瓦屋根の下に土が敷かれており、雨漏りだけでなく土もいっしょに落ちてくるという状態でした。


瓦屋根が「土葺き」の場合は内側からの処理も必要となってきます。「土葺き」は瓦を固定するため大量の土をのせる昔ながらの工法で、土の重さによる台風対策、強い太陽光からの遮熱、断熱効果もあるものです。


現代では土に変わる素材や工法が開発されていることから、こちらの建物では喜神サービス独自の工法である「発泡ウレタン吹き付けシステム」を採用し、雨漏りや土が落ちてくる状況を防ぎました。


発泡ウレタンは気泡による熱伝導率の低さから断熱効果があり、密着して固まることからすき間を防ぎ防音・防水の効果も得られます。


瓦は1枚1枚重ねて貼っていくので、コンクリートのように一体化するのと違い、「すき間」や「動き」があります。そのため、尚更外側はしっかり防水する必要があります。

それらの心配を解消するのが「超速硬化ウレタン防水吹付システム」です。

特徴は、瓦のような斜面であっても液だれせずにすぐ乾くことです。その速さはなんと、吹付後15秒。この速さで瓦屋根を全体を継ぎ目なく防水するので、すき間もできずに安心ですね。







雨漏りしてない建物の防水


次に雨漏りのない建物でも防水工事をした例を紹介します。こちらの建物では屋上にひび割れがあることから、雨漏りを事前に予防するために防水の処理を行いました。



まずは傷みや勾配をチェックするために高圧洗浄をして汚れを落とし、水たまりができる箇所は段差を調整し下地を整えました。その上で喜神サービスの強みでもある「超速硬化ウレタン防水吹き付けシステム」にて防水処理をし、保護剤を2回塗布して仕上げました。



現状では雨漏りしていなくても、先を見て対策することにより建物を傷めずに済みますし、不安や心配を減らすことができます。


まずは相談から


ここまで、建物に水を侵入させないための防水工事の重要性と役割を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。知識をお伝えすることで、みなさんの不安が少しでも軽減されるお役に立てば幸いです。





㈱喜神サービスでは、お客さまのご要望に合わせた丁寧なヒアリングを行い、最適な提案をさせていただきます。また、建物の現場調査・診断・見積もり・プランの作成まで対応しております。まずは無料相談からご活用ください。


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