台風被害

こんにちは。

㈱喜神サービス　宜野湾営業所　金城です。

2023年7月末から8月にかけて大きな被害をもたらした台風を覚えていますか？

弊社もかなりの台風災害復旧工事の修繕施工をさせていただきました。

昨年の台風で、予期せぬ災害による被害や破損で出費が発生する状況を目の当たりにし、今年も心配になり、少しでも皆さんのお役にたてればと思い、ブログで発信することにしました。

これから台風時期に入ってきます。

今回は、災害で破損等の住宅修繕で保険対応の手順をご紹介したいと思います。

毎年、台風のシーズンになると多くの家庭や建物に被害が発生します。台風による災害で、フェンスや屋根の破損が起きた場合、保険を活用して修繕することが一般的です。しかし、初めて保険対応を行う場合、どのような手順を踏めばよいか分からないことも多いでしょう。今回は、台風災害による復旧工事と保険対応までの流れについて、具体的な例を交えながら解説します。

1. 被害状況の確認と記録

台風通過後、最初に行うべきは被害の確認です。特に、フェンスや瓦屋根は風の影響を強く受けやすいため、入念に点検しましょう。

被害が確認できたら、写真や動画でその状態を記録することが重要です。この記録は、後で保険会社に提出する資料として非常に有効です。

2. 保険会社への連絡

被害を確認したら、すぐに加入している火災保険や風災保険の保険会社へ連絡を入れます。保険会社に台風による被害の旨を伝え、保険対応の手続きを開始します。連絡する際は、以下の情報を準備しておくとスムーズです。

• 保険契約番号

• 被害箇所とその規模

• 被害状況を記録した写真や動画

3. 業者への見積もり依頼

保険対応を進めるには、修繕工事の見積もりが必要です。ここで重要なのは、信頼できる工事業者に見積もりを依頼することです。

例えば、

• フェンス取り替え工事：台風の強風で壊れたフェンスを新しいものに交換します。フェンスの種類や長さによって費用は異なりますが、業者に依頼して詳細な見積もりを取ることが重要です。

• 瓦屋根修繕工事：瓦屋根の場合、一部だけが損傷していることもあります。このようなケースでは、部分修繕が適用されます。修繕箇所の範囲によって見積もり額が変わるので、事前に確認しましょう。　屋根の破損状況が明確に確認できない場合はドローン調査を行っている業者へ問い合わせしましょう。明確な修繕範囲が確定できるので、保険会社へ具体的な状況を伝えることができます。

4. 保険会社の査定

保険会社は提出された見積もりや被害状況をもとに、査定員を派遣して実際の被害状況を確認します。この査定に基づいて、保険金額が決定されます。

ここで注意したいのは、査定員が訪れる前に仮の修繕を行わないことです。仮に修繕を進めてしまうと、保険金額が減額される可能性があります。

5. 修繕工事の開始

保険会社から査定結果が出て、保険金が確定したら、いよいよ工事を開始します。

• フェンス取り替え工事：保険でカバーされる範囲内でフェンスを新調します。デザインや耐久性に優れたものを選ぶと、次回の台風にも強い防護策になります。

• 瓦屋根修繕工事：瓦屋根の修繕は、特に専門的な技術が必要です。信頼できる業者に依頼し、迅速に修繕を進めましょう。

6. 工事完了と保険金の支払い

修繕工事が完了したら、業者から請求書を受け取り、保険会社に提出します。その後、確定した保険金が支払われます。通常、修繕費用の全額が保険でカバーされることが多いですが、契約内容により自己負担が発生する場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

最後に

台風被害に対する復旧工事は、一刻を争う場合が多く、迅速かつ適切な対応が求められます。保険を適用することで、負担を軽減しながら安心して修繕工事を進めることができます。被害が発生した際には、まず冷静に状況を把握し、必要な手続きを順を追って進めていきましょう。

㈱喜神サービスでは、お客様の住宅の現状に合わせた丁寧なヒヤリングを行い、適切な提案をさせていただきます。（戸建て、アパート、マンション）の台風被害による修繕工事やリフォームの相談や現場調査・診断・お見積もり・プランの作成まで対応しております。

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