こんにちは!
喜神サービスのブログをご訪問いただき、ありがとうございます。
宜野湾営業所の友利です。
タイトルを見て「?」と思われたかもしれません。住まいのリフォーム会社なのになぜご先祖さまなのでしょう?
興味を持ってくださった方は〇〇〇に入る言葉がお分かりですよね。
そう、答えは「おはか」お墓です。
実は、弊社にお問い合わせいただくご相談の中に「ひび割れを治して墓をきれいにしたい」「島外からお墓を移設したい」というご要望が少なからずあり、それにお応えしお墓に関連する修繕の工事を行っています。
その内容は、お墓そのものを補修したり、周りを囲っている壁(袖垣・擁壁)を改修するほか、雑草対策や駐車スペースを作るために土間打ちをしたりと様々です。
お墓は亡くなったご家族の供養をしたり、ご先祖さまへ感謝の祈りを捧げるための大切な場所。掃除をしたり傷んだ箇所を修理し、いつまでもきれいに保ち大切にし続けたい場所です。今回はそんなお墓の修繕についてお届けします。
お墓の修繕には「適した時期」があります
沖縄には「ユンヂチ」という暦があり、この期間にお墓にまつわる事をすると良いと言われています。
「ユンヂチ」とは、旧暦と新暦のずれを修正するために旧暦で同じ月が2回訪れる「閏月」のことを指します。近年では月単位ではなく「閏月がある1年を丸々ユンヂチ(閏月)」と捉えるようになってきています。
古くからの言い伝えによると、ユンヂチは「本来は無い月」であることから、神様のいるあの世からは見えない期間とされています。そのため、お墓や仏壇に関する新設や移設・リフォームなどに適しているとされているのです。
改修工事の実例はこちら
施工実績 ユンヂチにお墓を綺麗にリフォーム
次回のユンヂチは2025年1月29日〜2026年2月16日となっています。
工事をお考えの場合は、この時期を前提に計画を立てることをおすすめします。
お墓の補修
沖縄のお墓には、大きく分けて2種類あるのをご存じですか?
①亀甲墓(かめこうばか) ②破風墓(はふうばか)
現在では、この2種類のお墓がよく見られます。どちらもコンクリートや琉球石灰岩といった材料が使われていますが、年月とともにひび割れなど傷みが生じてきます。
ひび割れは見た目が良くないだけでなく、そのすき間から雨や湿気等が入り込んで内部鉄筋の腐食に繋がり、爆裂現象(コンクリートの剥がれ)の原因になります。
コンクリートのひび割れによる劣化について、詳しくはこちらご覧ください
お墓も建物と一緒でコンクリートで作られています。
ひび割れや欠け・目地の損傷等、傷みは小さいうちに、早めに対策をすることをおすすめしています。
喜神サービスでは、コンクリート住宅の改修や防水塗装といったコンクリートを知り尽くした施工実績を活かし、いつまでも長く保ち続けていくための最適な補修を行っております。
【 施 工 前 】
【 施 工 後 】
お掃除が楽になるお墓周りの改修
お墓のお掃除が大変で‥‥という声もよく聞かれます。お墓周りのコンクリートや石のすき間から雑草が生えてきたり、劣化により汚れがつきやすくなったり落ちなくなったりと、お手入れに苦労する場合の対策を紹介します。
お墓に屋根がついているタイプには、屋根部分の防水がおすすめです。
水を弾くことで下部への雨だれを抑え、屋根部分自体の劣化を防ぐこともできます。壁面に関しては全体的に塗装して、撥水・躯体の保護をすることも可能です。
【屋根 防水施工前】
【屋根 防水施工後】
新たにお墓を囲む壁を作ったり、全体的に土間を打つことで雑草の侵入を防ぐことができます。特に土の部分は雨上がりのぬかるみ対策になりますし、バリアフリーにすることで転倒防止になり、掃除もしやすくなるというメリットがあります。
清明祭(しーみー)などお墓に親戚が集まる機会のためにも、お墓周りの環境を整えておきたいものです。
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礼儀を大切にしています
ご先祖さまをお祭りする神聖な場所であるお墓。しきたりや礼儀を守ることも大切です。喜神サービスでは、工事の前に地鎮祭や各種手続きを行い、慎重に敬意をもって進めています。また、工事中の報告や挨拶なども徹底して行っているため、大変ご好評をいただいております。
㈱喜神サービスでは、専門の診断士が建物やコンクリートの状態を調査・診断し、現状を確認した上で最適なご提案をさせていただいております。まずは無料相談からご活用ください。
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